弾性薄板での強弱乱流のスケール依存性と臨界波数
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概要
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弾性薄板の波動に関する実験及び数値計算の先行研究では、様々な巾のエネルギースペクトルが観測され、弱乱流理論や次元解析から予想されるスペクトルも含め、統一的な理解は得られていない。我々は系のエネルギーをコントロールしたシミュレーションをすることにより、これまでに得られたスペクトルを統一的に理解できることを示した。 また、大きいスケールでは次元解析で予想されるスペクトルの巾が、小さいスケールでは弱乱流理論で予想されるスペクトルの巾、という2種類の巾則が共存していることを見出した。これら異種乱流の境目となるスケールを見積もる方法を提案し、薄板の物性値を変えたシミュレーションの結果と比較して、その妥当性について議論する予定である.
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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