固定端をもつ連接剛体系を移動する非線形局在振動
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概要
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形状や性質が等しい多数の剛体のはり(またはパネル)がそれぞれの両端で連結された構造を「連接剛体系」とよぶ。連結部では隣り合う二つのはりがなす相対的な回転角に応じて復元モーメントを与える「非線形回転バネ」が取り付けられている。これまでの数値解析から系の両端が自由境界条件である場合、適当な初期条件を与えると系内に局在振動(「非線形局在モード」)が励起されることおよびこの局在振動が本質的に系内を移動することがわかっている。本講演では、系の一端が固定された場合に、固定端が非線形局在モードの移動に与える影響について明らかになったことを報告する。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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