海洋ダブルジャイヤにおける引き込み現象と間欠性について
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概要
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1.5層有効重力準地衡流モデルとエネルギーバランスモデルを用いて、季節変動外力下での海洋ダブルジャイヤの挙動を調べた。Re=39とRe=157の二つのケースについて、季節変動外力の振幅α(0<α<1)をパラメータとして数値実験を行った。Re=39の場合、海洋の固有周期(2.45年)と外力の周期の2倍(2年)との間で引き込み現象が起き、αの増加に伴って、数年から数十年の間欠的な変動が現れた。Re=157の場合、特にα=0.5-0.6のとき、安定蛇行と不安定な流れの崩壊の間の間欠的な変動が現れた。これらの現象は、海洋の十年から数十年変動に関係していると考えられる。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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