免震構造物周辺の積雪を考慮した地震応答解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
日本は,世界有数の地震国である。最近では極めてまれに起こる大地震が発生している。兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)は日本初めての大都市直下型の大地震で,この後に免震建築は注目されるようになった。 本研究の目的は,大地震時での積雪時における免震建築物の地震応答解析を行い,地震時に積雪が免震建物へどのような影響を与えているのかを考察することである。既往研究では,免震建物周辺の積雪による復元力特性が弾性型での解析を実施しているが,本研究では積雪部の復元力特性をバイ・リニア型で設定する。 多雪区域における免震建物周辺の積雪により,免震層(免震クリアランス)および上部構造物がどのような冗長性を要求されるかについて考察する。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
- Study on Numerical Simulation for Vibro-Acoustic Response of Spacecraft
- 人工関節用セラミックスの摩擦摩耗挙動に対する材料組合せ・潤滑剤・表面膜の影響
- 擬似圧縮性DESによる風車後流の3次元数値解析と後流モデル化に関する研究
- ハイブリッド吊床版道路橋の耐風性能
- 一般断面を有する多重連結型開水路網に生じるダム崩壊問題に対する双対格子に基づいた有限体積モデル