振動数・温度・歪レベル依存の減衰性能を有する粘弾性ダンパーの実用的な時刻歴応答解析法
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概要
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近年多くの種類の粘弾性ダンパーが建物の制振に用いられている。それらのうちいくつかの材料は振動数・温度・振幅に依存する複雑な性状を持っている。これらの材料に対して構成モデルを構築することは容易ではない。それは上記依存性が連成し独立には取り扱えないためである。本報では、これらの依存性を考慮した粘弾性ダンパーの時刻歴応答解析を行う実用的な方法を提案する。これは与えられた周波数領域の実験データの時間領域変換と補間を用いるものである。この方法の有効性を、実験結果との比較により確認した。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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