拡散源特定を目指したリバースシミュレーションの各種依存性についての研究
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概要
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危険性の物質が拡散した場合に、その拡散源を特定する必要がある。そのため、筆者らはリバースシミュレーション(時間逆解析)を提案する。しかし、リバースシミュレーションには負の拡散による「数値不安定性」という問題点が存在する。そこで、筆者らはフラックスへフィルター操作を施すことにより、数値安定性を確保することに成功した。また、拡散源特定に関しても平面上の流れ、単体建物周りの流れにおいてはピーク濃度が拡散源とほぼ同じ位置に戻ることが確認された。 本報では、リバースシミュレーションの実用を目指し、リバースシミュレーションの各種依存性について調査する。具体的には、格子解像度依存性、フィルター幅依存性、時間依存性について調査する。対象とする流れ場は流線が曲がり複雑な流れを形成するキャビティフローとする。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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