スライディング・クエット流における非線形解
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
軸方向に速度差を持つ同軸二重円筒間内の流れはスライディング・クエット流として知られ,Gittler(1993)による線形安定性解析の結果,この流れは半径比 q が 0.1415より大きい場合に安定となることがわかっている. 我々はこの流れの非線形解析を行い,q < 0.1415の場合に線形臨界点から分岐する軸対称進行波解を求めた.また,この流れが峡間隙極限において平面クエット流に一致することを用いて,平面クエット流における3次元定常非線形解 (Nagata,1990)を広間隙の場合に接続することで臨界レイノルズ数が無限大である q > 0.1415の場合にも非軸対象進行波解が存在することを示す
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
- Study on Numerical Simulation for Vibro-Acoustic Response of Spacecraft
- 人工関節用セラミックスの摩擦摩耗挙動に対する材料組合せ・潤滑剤・表面膜の影響
- 擬似圧縮性DESによる風車後流の3次元数値解析と後流モデル化に関する研究
- ハイブリッド吊床版道路橋の耐風性能
- 一般断面を有する多重連結型開水路網に生じるダム崩壊問題に対する双対格子に基づいた有限体積モデル