ブロック共重合体ラメラ相のずり誘起構造転移
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ブロック共重合体ラメラ相は流動下において、ラメラ相の法線ベクトルがずり速度勾配に沿った平行配向から、速度勾配方向に直行した垂直配向へと配向転移をしめすことが知られている。しかしながらある条件下において、平行配向から膜がベシクル状に閉じたオニオン相へも構造転移することも知られている。このラメラ配向転移とラメラ/オニオン転移は、これまで独立な研究対象であったが、最近、同一の系においてわずかな組成の違いによってラメラ配向転移がラメラ/オニオン転移へと変化することが見いだされた。これは、同一の系を用いることによりどのような条件下においてラメラ相の構造転移が達成されるのか、その構造転移経路を明らかにするために適した系が見い出されたことをしめす。この系についてラメラ配向転移とラメラ/オニオン転移を示す動的相図を作成したので、報告する。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
- Study on Numerical Simulation for Vibro-Acoustic Response of Spacecraft
- 人工関節用セラミックスの摩擦摩耗挙動に対する材料組合せ・潤滑剤・表面膜の影響
- 擬似圧縮性DESによる風車後流の3次元数値解析と後流モデル化に関する研究
- ハイブリッド吊床版道路橋の耐風性能
- 一般断面を有する多重連結型開水路網に生じるダム崩壊問題に対する双対格子に基づいた有限体積モデル