ある学校建築物(5階建てSRC造)の振動特性とその変化
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概要
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構造物の健全性評価をその振動特性をパラメータとして実施する手法が検討されている。手法の進展のためには、振動特性の経年的変化や気温などの環境による変化を長期間の振動計測に基づいて把握しておくことが重要である.健全度評価に資する知見を得ることを目的として,ある5階建てSRC造学校建築物において常時微動の連続観測を2006年に開始して以来2年半が経過した.その間,対象建物の損傷は確認されていないが,観測記録から得られるモード特性値(固有振動数,モード減衰定数)は一定ではない.本稿では,2年半の観測記録からモード特性値と気温や湿度などの気象条件との関連,観測期間内で発生した極微小地震でのモード特性を調査した結果を報告する.
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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