境界要素法を用いた変断面弾性梁に対する固有値問題の数値解析例
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概要
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実用化されている梁の固有値解析手法のほとんどは有限要素法である.しかし,有限要素法の解の精度は分割数に依存してしまい,特に高次モードを精度良く求めようとするとより多くの分割数を要することになる.一方,境界要素法は梁の固有値解析のような一次元問題を解く場合においては,最後に行われる数値計算以外誤差の混入する余地はなく,極めて精度の良い解が得られる.本解析では幾つかの変断面を有する梁を対象として多分割した場合の固有値解析の結果と精度について検討したものである.すなわち複数の異なる曲げ剛性からなる梁を多分割された変断面を有する梁として数理モデルを作成することにより解析を行った。本研究の目的は境界要素法と有限要素法を比較することにより解の精度と本手法の有効性の検討を行うことである.
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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