4次元変分法とCFDによる後方乱気流予測に向けた取り組み
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概要
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航空機の離発着には発生する後方乱気流の危険性を考慮して一定の間隔が定められている。柔軟な離発着間隔の設定のためには、後方乱気流の挙動を把握する必要がある。しかし、実大気環境の影響を強く受ける後方乱気流の挙動を解析することは、初期値・境界値が一様な理想状態を仮定するシミュレーションでは困難である。そこで、初期値・境界値の推定のためデータ同化手法である4次元変分法をCFDに適用した。そして、航空機離陸前の空港周辺環境を再現し、その推定された場に後方乱気流として渦対を配置し、後方乱気流の挙動のシミュレーションを行った。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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