電磁波レーダ非破壊評価のための時間域境界積分方程式法による散乱場解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
電磁波レーダによる非破壊検査では、電磁波パルス信号を送信アンテナから送信し、構造物内の空洞や鉄筋などの散乱体で反射して返ってくる散乱波を受信アンテナで捉え、送信から受信までの電磁波パルスの往復伝搬時間を測定することにより、空洞や鉄筋までの距離を推定する。著者らのグループでは、電磁波レーダ計測において得られる受信波形データに含まれる到達時間以外の情報の利用可能性について検討している。本報では、電磁波レーダ非破壊計測において受信アンテナの出力として得られる波形データを数値的に復元する事を目的として、マクスウェル方程式に支配される電磁場における波動解析を時間域の境界積分方程式法を用いて数値的に行い、3次元無限領域での完全導体による散乱場を計算する。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
- Study on Numerical Simulation for Vibro-Acoustic Response of Spacecraft
- 人工関節用セラミックスの摩擦摩耗挙動に対する材料組合せ・潤滑剤・表面膜の影響
- 擬似圧縮性DESによる風車後流の3次元数値解析と後流モデル化に関する研究
- ハイブリッド吊床版道路橋の耐風性能
- 一般断面を有する多重連結型開水路網に生じるダム崩壊問題に対する双対格子に基づいた有限体積モデル