飛行試験によるニューラルネットワーク適応制御系の実証
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概要
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航空機の空力特性変化や操縦翼面の故障の際に状況に適応できる制御系が設計されている。本研究では適応制御則としてニューラルネットワークを、その学習則としてフィードバック誤差学習法を適用する。フィードバック誤差学習法ではニューラルネットワークをフィードバック制御系に対して並列に付加し、フィードバック制御器の出力が小さくなるようにオンラインで学習を行うものである。この適応制御系の有用性を確認するため,小型無人飛行機を用いて模擬故障下の飛行実験を行った。その結果、ニューラルネットワークを含まない制御系では、小型無人飛行機が指定軌道を通らなかったが、ニューラルネットワークを含む制御系では、指定軌道を通るようになり、制御成績が向上した。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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