サプライチェーンを考慮した簡易地震リスク評価
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概要
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本論文は、確率論を応用した地震ハザードと建物の地震リスク評価方法に基づいて、サプライチェーンに対する地震リスクの簡易評価方法を提案したものである。この方法では、各事業所の所在地、施設の構造種別、建設年代などを指定し、さらに事業所間のサプライチェーンを考慮に入れて、事業所全体で評価期間内に事業中断する確率とこの確率に対する各施設の影響度を算定するものである。この評価により、全体が抱えるリスクやウィークポイントがどの拠点施設にあるかなどを把握することが可能となる。また、どの拠点施設を耐震補強すべきか、または代替生産施設の確保を優先すべきかなど、費用対効果を踏まえて多角的に検討することができる。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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