不規則形状モデル粒子を用いた安息角流動シミュレーション
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概要
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砂粒子のいびつな形状が砂全体へのマクロなせん断挙動へ影響を与える事は経験的に良く知られている。本研究では、粒子形状の影響を定量的に評価するために、X線CTによる砂の撮影を行い、得られたCT画像から自動的に個々の粒子形状を抽出する。得られた粒子形状を表現するために任意の数の球要素を剛体接続し、粒子のモデル化を行う。モデル化した粒子を用いた個別要素法により、安息角流動のシミュレーションを行う事により、粒子形状の影響を評価する。同時にシミュレーションと同条件での模型実験を行い、最終角度と速度を比較している。モデル化の妥当性の検証をするとともに、実験との定量的な一致を確認した。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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