ハーモニックウェーブレットの区分利用による非線形振動パラメータの推定
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概要
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振動系の過渡的な応答について,減衰比や振動数の時間変化を追うことで,系の非線形性を推定することができる.これに対しウェーブレットを用いた方法が提案されているが,時間-周波数平面上の振動数と振幅変化を追う計算が煩雑である.ここでは,ハーモニックウェーブレットを区分的に用いた減衰比と振動数の時間変化推定法を提案し,簡便な計算を実現するとともに,得られた結果から系の非線形性を推定する.また,この目的のためによく用いられるヒルベルト変換と比較して,数値的に非常に安定であることを示す.実際の適用例を示し,提案した手法が有効に機能することを示す.
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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