2自由度リンクモデルを用いたクリーナブレードの運動解析
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概要
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レーザプリンタなどに広く利用されるクリーナブレードからの異音発生メカニズムの解明を目的として,単純なモデル実験によりブレード先端部とその接触平面との摩擦に起因したブレードの自励的振動を確認した.<BR> そして,ブレードの2自由度リンクモデルの一端が動く平面と摩擦接触している系を考え,その運動解析を行った.最初に静的平衡状態を求め,押し付け力に依存した複数のブレードの静的平衡状態のうち,モード連成に起因した自励的振動を起こす静的平衡状態,つまりHamiltonian-Hopf Bifurcationの存在を理論的に明らかにした.次に,ブレードの自励的振動の複素振幅方程式を誘導し,その定常振幅を求めた.
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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