粒子的手法に基づく浮遊砂輸送の数値計算
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究ではLangevan equationに基づく粒子的な浮遊砂輸送の数値計手法を提案し，LESにより得られた数値計算結果に応用することで，開水路における浮遊砂輸送の非定常3次元数値計算を行う．提案する手法では，せん断力に応じた濃度で河床から供給された多数の浮遊砂粒子を少数の粒子で代表し，その軌跡を，粒子周辺の平均流や自身の沈降速度による決定論的成分と，乱流による微小な影響をモデル化したランダムな成分との合成により，Lagrange的に求める．本手法による試験的な計算結果では，推定される浮遊砂濃度分布と比較的良好な一致を見せることが確認された．
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
- Study on Numerical Simulation for Vibro-Acoustic Response of Spacecraft
- 人工関節用セラミックスの摩擦摩耗挙動に対する材料組合せ・潤滑剤・表面膜の影響
- 擬似圧縮性DESによる風車後流の3次元数値解析と後流モデル化に関する研究
- ハイブリッド吊床版道路橋の耐風性能
- 一般断面を有する多重連結型開水路網に生じるダム崩壊問題に対する双対格子に基づいた有限体積モデル