細胞骨格アクチンフィラメントの連続場モデリングに関する一考察
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概要
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アクチンフィラメントは,細胞の形態変化や運動において重要な役割を果たす細胞骨格の1つである.単量体アクチンの重合によって形成されるアクチンフィラメントは,ネットワークや束を形成するため,それらを連続体力学の枠組みでモデル化が望まれる.アクチンフィラメントには,アクチン分子の重合反応が繰返されるプラス端と,脱重合反応が繰返されるマイナス端が存在する.このアクチンフィラメントの指向性を表現するために,近年提出された連続体のdirect fieldモデルを利用した.本講演では,direct fieldを用いたアクチンフィラメントの連続場モデリングについて発表する.
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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