ヒト椎体海綿骨の高精度・高分解能力学解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
筆者らは,計算工学の分野で研究されてきた均質化法,重合メッシュ法を併用し,かつ,骨を構成する生体アパタイト結晶の配向性を考慮した海綿骨のマルチスケール応力解析手法を提案してきた.また,それを実現するソフトウェアの開発も行ってきている.これまでの研究では,実装した海綿骨のモルフォロジー分析機能をヒト椎体に適用し,骨内の板状と棒状の特徴的な骨梁構造を確認している.本研究では,分解能15.7umの高分解能X線CT画像に基づきモルフォロジー分析を実施した上で,X線回折による生体アパタイト結晶配向性の測定結果を合わせ,力学的見地から骨質評価を行った.また,ユーザの力量によらない信頼性の高い高精度マルチスケール応力解析を実施し,考察を行った.
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
- Study on Numerical Simulation for Vibro-Acoustic Response of Spacecraft
- 人工関節用セラミックスの摩擦摩耗挙動に対する材料組合せ・潤滑剤・表面膜の影響
- 擬似圧縮性DESによる風車後流の3次元数値解析と後流モデル化に関する研究
- ハイブリッド吊床版道路橋の耐風性能
- 一般断面を有する多重連結型開水路網に生じるダム崩壊問題に対する双対格子に基づいた有限体積モデル