ロケット打上げ時の音響環境に関する研究
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概要
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ロケット及び搭載されているペイロードは、打上げ時に排気プルームに起因する厳しい音響環境にさらされる。これを数値的にシミュレーションするために、射場周辺の音源から放射された音が空間を伝播し、フェアリングなどの構造物を透過する物理現象の要素解析技術の確立が、本研究の目的である。これまで、音源解析として、ロケット本体への影響を軽減するために設けられている煙道が低周波音源になりうると考えられるのでその音響特性解析を、伝播解析として、煙道入口に固定したジェットが出口から噴出する際の圧力波伝播解析を、透過解析として、簡単な衛星フェアリングモデルに対する解析を実施してきたので、これらの手法および解析結果について述べる。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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