大角粒界を有するサブグレインからの核生成と再結晶に関する多結晶Phase-Fieldシミュレーション
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概要
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強ひずみ付与時の亜結晶粒形成,亜結晶粒からの核生成および核成長という一連の過程を転位-結晶塑性論とPhase-Field法を用いて再現するモデルを構築する.まず反応-拡散系理論に基づく転位-結晶塑性解析によって多結晶中に亜結晶粒パターンを発現させ,得られたパターンと結晶方位に基づいて再結晶核となり得る方位差10度以上の大角粒界で囲まれた亜結晶粒群を選定する.次に,蓄積ひずみエネルギーを駆動力としてその群内の亜結晶粒をPhase-Field法で合体させ,再結晶核を生成させる.さらに,核からの再結晶成長をPhase-Field法によって再現する.なお,本解析では計算の効率化を図るため,アダプティブグリッドによる差分法を導入する.
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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