一般化高次理論に基づく精密化有限要素法における各種はり要素の精度特性
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概要
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本報告では,2次元はりの変位成分を高さ方向座標のベキ級数で展開すると同時に,軸方向にも高次の多項式を採用した変位分布を仮定して開発・検討を重ねてきた,はりの一般化高次理論に基づく精密化有限要素法に関して,総合的な精度特性の検証を行う. ここで比較するはり曲げ要素は,以下のとおりである. 1.軸方向に各要素間で値のみ連続な変位関数の要素群. 2.軸方向に各要素間で値・傾きが連続な変位関数の要素群. 3.軸方向に各要素間で値・傾き・曲率が連続な変位関数の要素群. これらの各要素で高さ方向に順次高次分布の変位成分を考慮した要素を用いたはりの解析を行い,それらの精度を検証する.また,高さ方向応力のつりあい法による修正,ならびに変位係数間の従属性仮定導入の成果を確認する.ディープビームからスレンダービームまでの各種のはりの問題を解析し,本手法の解析精度の総合的な検討を行う.
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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