分子動力学シミュレーションにおけるIPS法とCutoff法による動的性質の比較
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概要
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Wuが開発したIPS法は,長距離からの相互作用を近距離の相互作用として近似することで,計算精度を損なうことなくカットオフ法と同等の計算速度を得ることができると期待されている新しい手法である.しかしIPS法を用いた計算についての報告例は少なく,様々なMDシミュレーションで利用できるかについてはまだ十分にはわかっていない.そこで本研究ではLJポテンシャルの系を例にとって,いくつかの動的性質をはじめ代表的な物理量についてIPS法とcutoff法の計算結果を比較した.その結果,IPS法はLJポテンシャルの系で十分に有効な手法であることがわかった.
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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