形状記憶合金複合材料に生じる内部応力分布の解析モデル
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概要
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形状記憶合金複合材料は熱的負荷によってマトリックス中に内部応力を生成させることができ,また,同時に複合材料自体も変形を示す.本研究では,Shear-lagモデルに基づいて形状記憶合金複合材料中に生じるマトリックス内部応力分布の定式化を行った.また,得られた厳密解を用いて熱的負荷を受ける形状記憶合金複合材料に生じるマトリックス内部応力の理論解析を行い,先に得られた光弾性実験の結果と比較を行った.形状記憶合金複合材料に生じる内部応力と変形を制御することが出来れば,外的要因に材料単体で自己適応するようなスマートストラクチャの開発が可能となり,本研究はその礎となりうる.
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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