Voxel有限要素法を用いた超音波伝播シミュレーション
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概要
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複雑な幾何形状を持つ構造物の非破壊検査を意図して，Voxel有限要素法用いた三次元超音波伝播シミュレーションを行う．従来の超音波伝播シミュレーションでは様々な利点から境界要素法が多く用いられてきたが，三次元的に複雑な形状の解析は困難であるとされ，本研究はこれを有限要素法で置き換えようという試みである．構造内部に空洞や欠陥を含む鋼構造部材について，CADモデルを作成し，これを３次元画素（ボクセル）で領域分割し，クラスタ型並列計算機により数億自由度の動弾性有限要素解析を行う．この結果を可視化することで，欠陥等を含む構造物内部の波動伝播挙動が把握できるものと期待している．
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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