移流計算に高次保存形スキームを用いる自由水面流れの解法
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概要
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有限体積法により離散化された移流方程式に対する高次精度スキームとこれを用いる自由水面流れの数値計算法について考察を行った。このスキーム(FVM-QSI scheme) では、計算セル境界のフラックスを5次スプライン関数により空間内挿し、保存性を損なわずに数値振動を抑制するためのフラックス制御法を利用する。移流方程式へ適用した結果，精度の高い安定な計算が行えることが示された。このスキームを多相流場に対して提案された解法であるMICSに適用し、3次元自由水面流れの計算が妥当に行えることを示す。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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