電場印加によるブロック共重合体の構造変化
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概要
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電場により、相分離構造の制御が可能である。非相溶液体ブレンドへの電場印加により、ドロップレットの電場方向への伸長もしくは電場方向へのドロップレットの配列および合一がおこり、カラム状構造が形成される。また、熱可塑性ポリマーブレンドにおいても、非相溶液体ブレンドと同様に、電場印加することによりカラム状構造が形成される。さらに、ポリマーブレンド系では、溶融状態に電場を印加したまま急冷し、マトリックス成分を溶出させることにより、そのカラム状のポリマーを取り出すことが可能である。本研究では、このような電場の作用を、相分離構造が数十ナノメータースケールで均一に生じる、ブロック共重合体に適用し、その相構造変化についての調査を行っている。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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