陰的均質化理論の定式化および多結晶塑性解析への適用
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
周期材料からなる物体の非弾性変形を有限要素法により効率的に解析するには，各積分点での巨視的応力状態を陰的均質化理論により評価するとともに均質化接線剛性をコンシステント形式で求めることが必要となる．そこで本研究では，ユニットセルの構成材料が時間依存の非弾性変形を示す場合を考え，巨視的応力の陰的積分評価および均質化接線剛性のコンシステント形式での導出を行い得るように均質化理論を定式化する．またその応用として，結晶塑性理論に基づくfcc多結晶モデルの単軸引張変形を解析し，その結果をこれまでに提案された理論モデルに基づく結果およびTakahashiらの有限要素解析結果と比較する．
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
- Study on Numerical Simulation for Vibro-Acoustic Response of Spacecraft
- 人工関節用セラミックスの摩擦摩耗挙動に対する材料組合せ・潤滑剤・表面膜の影響
- 擬似圧縮性DESによる風車後流の3次元数値解析と後流モデル化に関する研究
- ハイブリッド吊床版道路橋の耐風性能
- 一般断面を有する多重連結型開水路網に生じるダム崩壊問題に対する双対格子に基づいた有限体積モデル