ハードディスクのシーク制御のための残留振動の最適化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
筆者らはこれまでハードディスクドライブのシーク制御のためのフィードフォワード入力を,周波数生計型終端状態制御に基づき求める手法を提案してきた。これらの手法では,制御入力のフーリエ変換のゲインを共振モードの存在する周波数帯域で低減する事で,残留振動低減を間接的に可能とした。しかし,シーク開始時に加振された振動は,シーク終了時までに減衰するため,残留振動に対する寄与は低いが,シーク終了時に加振された振動は残留振動に大きく寄与する。従って,時系列を考慮した評価が必要である。本論文では,この問題に対する一つの解を,終端状態制御の枠組みで示す。そして,シミュレーションによりその有効性を検証する。
- 自動制御連合講演会の論文
自動制御連合講演会 | 論文
- コウモリの飛行制御モデルの解析
- 切換え制御を用いた劣駆動システムの誤差エネルギー領域における切換え則
- Javaによる高炉シミュレータと可視化操業支援
- 静電容量型センサを用いた腹腔鏡下手術用鉗子の負荷力の検出
- フィールドバスを用いた熱プロセスの異常診断:第4報 温水供給プロセスの異常診断