南中国Weng'an地域のエディアカラ紀の地層から産出する微化石の窒素同位体比分析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
エディアカラ紀は、生命と地球表層環境進化にとって非常に重要な時代である。この時代は、動物が出現し、生物が大型化、多様化したからである。化石についての研究は、形態観察による分類と記載が主で、化石の化学的な特徴に関する研究はされていない。また、最古の動物胚化と考えられている球状化石についても、巨大な硫黄酸化細菌との指摘もあり(Bailey et al.,2007)、形態観察だけによる研究の限界を示している。そこで、本研究では化石の化学組成、窒素同位体比組成を測定し起源生物の推定を試みた。今回の発表では実験手法の検証と、得られた結果から、食物連鎖について議論する。
- 日本地球化学会の論文
日本地球化学会 | 論文
- 「エアロゾルの地球化学」によせて
- 海洋大気エアロゾルの挙動と組成変動に関する地球化学的研究
- 2001年春季におけるアジア大陸から西部北太平洋への地殻起源元素及び人為起源元素の大気輸送
- 西部北太平洋における炭素質エアロソルの濃度レベルと発生源
- 北部北太平洋における海霧の化学組成と粒径分布