地球内部の化学的環境指標としての同位体比と試料の特性との関係ー希ガス同位体を例として
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概要
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地球内部の化学的環境を推定するために各種の同位体比測定が行なわれるが、その際には岩石・鉱物を含むさまざまな試料が分析対象として用いられる。これらの試料が現在地表に存在するに至るまでには、地球内部における源物質の特性だけではなく、その過程で二次的な影響を受けていることが少なくない。地球内部における源物質が示す化学的環境を明らかにするためには、それらの二次的な影響をきちんと考慮する必要がある。希ガス同位体の場合を例として、いくつかの問題について考察する。
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