マヌーン湖・ニオス湖(カメルーン)のガス抜きとCO2濃度の変遷
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1980年代半ばに相次いだ湖水爆発とそれに伴うガス災害のあったニオス湖とマヌーン湖(カメルーン)では、湖底からマグマ性CO2の供給が続いている。両湖では、それぞれ2001年と2003年に湖にガス抜き設備が設置され、溶存CO2が人為的に除去されつつある。本講演では、過去21年間にわたる両湖のモニタリングの結果にもとづき、ガス抜き前のCO2蓄積速度とガス抜き開始後のCO2除去速度を求めた。これらの情報を基に、両湖の安全化に向けた提言を行う。
- 日本地球化学会の論文
日本地球化学会 | 論文
- 「エアロゾルの地球化学」によせて
- 海洋大気エアロゾルの挙動と組成変動に関する地球化学的研究
- 2001年春季におけるアジア大陸から西部北太平洋への地殻起源元素及び人為起源元素の大気輸送
- 西部北太平洋における炭素質エアロソルの濃度レベルと発生源
- 北部北太平洋における海霧の化学組成と粒径分布