Allende隕石中の希ガス同位体分析
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概要
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隕石中に含まれるほとんどの希ガスがQと呼ばれる物質を担体としており、またこのQは炭素物質であることが明らかになっている。しかし、いまだにこのQ物質の詳しい構造・形態についてはわかっていない。本研究では、始源的な隕石の1つであるAllende隕石をサンプルとし、このQ物質の構造を明らかにしようとするものである。サンプルに化学処理を行いって希ガスの濃集している部分を分離したところ、これまでとは異なる形状の物質が得られた。このresidueの希ガス同位体分析の結果を報告する。
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日本地球化学会 | 論文
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