連続フロー型質量分析計を用いた一酸化炭素の酸素同位体異常定量法開発
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概要
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連続フロー型質量分析計を用いた一酸化炭素(CO)の酸素同位体異常(17O異常)定量法を開発した。本研究で開発した定量法を用いることで従来法に比べ簡便に、かつ1/100以下の試料量でCOの17O異常を定量することができるようになった。これにより対流圏COの高頻度・高空間分解能での観測が可能となったほか、中間圏COや海水溶存COなどといった試料の大量採取が困難なものや、炭素との反応によりCOを生成する固体の酸化物の17O異常の定量に応用することが可能となった。
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