子宮頸癌予防ワクチンに対する意識調査
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概要
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目的 : 子宮頚癌予防ワクチンに対する被接種者・保護者の意識, 知識を調査する.方法 : 岐阜県のプライマリ・ケア関連施設で子宮頚癌予防ワクチンの情報源, 接種決定者, 知識, 癌検診等を被接種者・保護者にアンケート調査した.結果 : 被接種者66人, 保護者57人より回答を得た. 情報源について被接種者は学校, 家族が多く, 保護者は自治体からの連絡, テレビが多かった. 接種決定に被接種者が関わったのは約半数であった. 接種に躊躇いがあったのは15%で全員が痛みを理由にあげ流産や不妊が不安との回答はなかった. 子宮頸癌の原因を知っていたのは被接種者15%, 保護者54%, 感染源を知っていたのは被接種者41%, 保護者79%, 子宮頸癌検診を知っていたのは被接種者21%, 保護者63%で, 接種後も検診を受けた方がよいと回答したのは被接種者71%, 保護者90%であった.結論 : 子宮頚癌, 癌検診に対する知識は十分ではなく, 情報提供を行い理解度を深めていくことが重要である.
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一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会 | 論文
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