ヒューマノイドロボットの情動行動インタラクションによる人間の情動推移分析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ロボットが人間と共生する社会を実現するためには、人間と円滑に意思疎通を行う能力がロボットにも要求される。本研究では両者が情動を伴う行動を基に双方向コミュニケーションを図る「インタラクティブ情動コミュニケーション」(IEC)の実現を目指す。IECを図り、人間とロボットが相互に情動行動を伝え合うことで、ロボットに高い対人親和性を与えることが目標である。本研究では両者がインタラクションを図ることにより、人間の情動がどのように遷移するのかを確認した。まず始めにラバン理論に基づいたヒューマノイドロボットの情動行動を被験者に提示する。次に、ロボットの情動行動を分析するため数量化I類による統計処理を用いてアンケート調査を行う。さらに、得られた情動行動を搭載したヒューマノイドロボットと人間の短時間のインタラクション実験を行い、一定の条件下で被験者の情動を増幅・抑制することが可能であることを確認した
- 日本知能情報ファジィ学会の論文
日本知能情報ファジィ学会 | 論文
- FCNによる自律エージェントの行動制御と行動解析 : タルタロス問題への応用
- コンフリクト, 迷いと意思決定(意思決定)
- 認知心理学における類似性研究(類似尺度と情報検索)
- アメリカ留学体験記
- 文脈への意味の位置付けを用いた対話システムとその評価(言語,テキストの知能情報処理)