ブログ記事から抽出したオノマトペの多義性について
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概要
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日本語の語彙には、動作や事物の姿形、状態を感覚的に表す擬態語、事物の音や声を表す擬音語が豊富に存在している。(以降,擬態語・擬音語をまとめて"オノマトペ"と呼ぶ.)オノマトペは生き生きとした表現力をもち、日本語でのコミュニケーションには欠かせないものとなっている。しかし、擬態語・擬音語は感覚的なものであるがゆえに、別の表現に置き換えたり、意味を明確に説明することは困難である。また、これらの語は長らく研究対象とはされてこなかったため、日本語教育においても未解決の問題の一つである。我々は、実際に擬態語・擬音語が使用されている用例を収集することで、様々な分野に応用が可能ではないかと考え、ブログ記事を対象として擬態語・擬音語の用例を抽出してきた。本発表では、抽出したオノマトペを多義性の観点から分析した結果について述べる。
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