SpikePropネットワークに対するWeight Decay導入の効果の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では,スパイキングニューラルネットワークの一種であるSpikePropのネットワークにおいて,学習後のネットワークにおいて,入力の変化に対する出力の変化を滑らかなものにする手法について検討した結果を報告する.スパイキングニューロンを用いないネットワークに対して,同様の目的で,学習により誤差だけでなく不要な結合荷重を小さくするように学習する手法(Weight Decay)が提案されている.ここでは,この手法をSpikePropに適用した効果を調査した.調査の結果,結合荷重が小さくなるという意味では,Weight Decayの効果はあったが,滑らかな出力変化をもたらすという意味ではその効果を確認できなかった.
- 日本知能情報ファジィ学会の論文
日本知能情報ファジィ学会 | 論文
- FCNによる自律エージェントの行動制御と行動解析 : タルタロス問題への応用
- コンフリクト, 迷いと意思決定(意思決定)
- 認知心理学における類似性研究(類似尺度と情報検索)
- アメリカ留学体験記
- 文脈への意味の位置付けを用いた対話システムとその評価(言語,テキストの知能情報処理)