酸化チタン微粉末を混和材として用いた白色モルタルの基本的性質と防汚性・NOx除去性等に関する実験研究
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概要
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酸化チタン微粉末(以下、Ti02)は白色顔料及び光触媒効果をもつ物質として塗材での利用が広く知られているが、モルタル・コンクリートの混和材として用いられた事例は数少なく、基本的性質についての検討も十分とはいえない。そこで本研究では、Ti02置換率を変化させた白色モルタル試験体を作製し、フレッシュ性状や強度特性、Ti02光触媒の効果を期待して防汚効果や窒素酸化物除去性能等に関する各種実験を行い、基本的性質の一端を明らかにするため検討を行った。その結果、Ti02置換率の増加に伴い強度が若干減少するものの、防汚性は向上する傾向であることを示唆した。
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