高密度ALCパネルの性状に関する実験的研究:その2 ALCパネルの曲げ強度設計と床遮音性
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概要
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前報に引き続き、その2では高密度ALCパネルについて、曲げ強度設計方法ならびに床パネルの重量衝撃音遮断性能について検討する。研究の対象とした高密度ALCパネルは、現在のALCと同様の施工が可能なように、密度を650kg/m3とし、パネルの最大幅を500mmとした。その結果、高密度ALCパネルの強度設計に用いる諸係数は短期許容応力度を3.0N/mm2、長期許容応力度を2.0N/mm2、ヤング係数を2500 N/mm2とすることができる。また、通常ALCに比較し、150mm厚さの高密度ALCパネルを床パネルとして用いた場合の重量衝撃音遮断性能は、63Hz帯の音圧レベルで1.7dbの性能の向上を示した。
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