乾式間仕切壁の加熱性状:その3 熱伝導解析
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概要
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間仕切壁の温度分布性状に対する目地部の影響を把握するため、加熱面ボード、空気層、非加熱面ボードの境界面温度に着目した。今回の結果では、せっこうボードの熱収縮率が増加する約300℃付近でボード部の温度勾配が変化する結果となった。また、空気層の境界面温度は差は山なりに変化し、非加熱面側ボードは直線上に変化する結果となった。1次元定常熱伝導の理論を用いて、空気層の見かけ上の熱伝導率を算出した。その結果、既往に文献値に比べ、300℃から600℃の間の見かけ上の熱伝導率は約倍の値となる結果が得られた。
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