新しい心臓リハビリテーション—全身加速ベッドと四肢駆血を冠血流予備能(CFR)から評価する—
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概要
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要旨:経胸壁心エコー検査(TTDE)によって冠動脈左前下行枝の冠血流予備能(CFR)が測定できる。冠動脈に狭窄がない状態ではCFR は冠微小循環の状態を反映する。我々の検討において受動運動である全身加速ベッドと,四肢駆血によるremote ischemic conditioning はCFR を増加させることが判明した。全身加速ベッドとremote ischemic conditioning は冠微小循環を改善することで,新たな心臓リハビリテーションとして有用である可能性が示された。
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日本脈管学会 | 論文
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