日本建築学会 高炉スラグ細骨材を使用するコンクリートの調合設計・施工指針改定について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
日本建築学会の高炉スラグ細骨材を用いるコンクリート施工指針が2013年2月に30年ぶりに改定された。今回の改定では,旧版では使用を認めていなかった高強度コンクリートへの適用を認めることとし,JIS A 5308および土木学会の示方書との整合を図った。また,一般の強度のコンクリートについても規定を整備し,名称も標記のように一部変更した。ヤング係数や乾燥収縮率の推定式に細骨材の係数を導入し,単位水量や単位粗骨材かさ容積など調合の補正量やブリーディングおよび空気量に関する留意点を示すとともに,混合砂として使用する場合について具体的な品質管理方法を盛り込んでいるのも今回の改定の特徴である。資料には,本年3月に改正された高炉スラグ細骨材のJIS,高炉スラグ細骨材の製造や品質,高強度コンクリートへの適用事例など,最新情報を掲載している。
- 公益社団法人 日本コンクリート工学会の論文
公益社団法人 日本コンクリート工学会 | 論文
- セメントの水和反応と硬化組織
- 城郭の石垣
- 鉄筋コンクリート研究小史
- 構成要素論から見たセメント工学
- Experimental Study on Bond-Strengthening Hooks for RC Beams