慢性腎臓病の犬および猫における血漿インドキシル濃度に対する腎臓病用療法食の影響
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概要
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本研究の目的は、慢性腎臓病(CKD)における尿毒素である血漿インドキシル硫酸(IS)濃度の抑制に対する腎臓病用療法の有効性を確認することだった。CKDと診断された犬28頭および猫12頭を対象とした。腎臓病用療法食を摂取している患者では、有意に血漿インドキシル硫酸濃度が低かった。したがって、腎臓病用療法食は血漿インドキシル硫酸を抑制し、このことがCKDの進行抑制につながる可能性を示唆している。
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