河川の流量減少が外来性底生動物の侵入過程に及ぼす影響
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概要
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本研究は愛媛県重信川で侵入が確認されている外来性底生動物2種(サカマキガイおよびフロリダマミズヨコエビ)について,近年の分布状況を把握するとともに,流量減少に対する耐性を明らかにすることを目的とした.経年的な流程分布調査により,両種ともに汚濁が進行した重信川本流の中下流部に多く生息することが明らかになった.さらに,フロリダマミズヨコエビは近年分布域を上流側に拡大していることが分かった.流量低下の進行にともない実施した短期的な調査により,フロリダマミズヨコエビは一般的な底生動物と同様に流量低下により個体数が減少することが示された.一方,サカマキガイの相対密度が流量減少に伴って上昇したことから,同種は流量減少に対する耐性が高く,流量減少により侵入が助長される可能性があると考えられた.
- Japan Society of Civil Engineersの論文
Japan Society of Civil Engineers | 論文
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