粗面系舗装における凍結防止剤散布後の塩分および融解水の移動現象に関する研究
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概要
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凍結防止剤散布による冬期路面管理は,費用対効果や塩害抑制の点から合理的な散布方法が求められている.凍結路面の補助的対策工として排水性舗装や機能性SMAなどの粗面系舗装が施工されているが,粗面系舗装は粗な路面テクスチャや排水機能を有するため,凍結防止剤散布後の路面状態の変化は密粒度舗装と異なると予想されるが,定量的な検証が不十分である.本研究では,粗面系舗装と密粒度舗装上に散水して凍結路面を作製し,凍結防止剤散布後に一定数の車輪走行があった場合の,凍結防止剤および融解水の貯留と流出などの移動現象を,室内実験を行って定量的に示した.さらに,重回帰分析を行い,路面状態の変化に寄与する要因の分析を行った.
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Japan Society of Civil Engineers | 論文
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