実行時干渉の発生確率予測
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概要
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ITリスク評価では不具合の定量的な発生確率を求めることが要求される.オープンなシステムは,実行時の外部環境によって自身の機能振る舞いが影響を受け,その結果,不具合を生じる可能性がある.開発上流工程で得る結果は発生確率を正しく反映しない.開発の最終成果物を対象として発生確率を予測しなくてはならない.本稿では,稀な事象の発生確率を精度よく求める重点サンプリング法を,実行時検査に応用する方法を提案する.簡単な電子商取り引きWebアプリケーションでは,システムの利害関係者(ステークホルダ)に応じて定まる相対的な価値観に基づく不具合(柔らかな不具合)が生じることがある.稀な事象である柔らかな不具合の発生確率が求められることを実験によって確認した.
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日本ソフトウェア科学会 | 論文
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