トレーサビリティリンク回復を通じたトレーサビリティ測定と改善支援
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
トレーサビリティはソフトウェアの保守性を左右する1つの要素であり,これまで様々な管理手法が報告されてきた.しかし,現状ではトレーサビリティの達成度合を示す指標が提供されていないため,その認識は主観的なものになりがちである.我々は,UML記述の設計モデルとオブジェクト指向言語記述のソースコード間におけるトレーサビリティの定量的測定手法を提案する.具体的には,独自の半自動アルゴリズムにより設計と実装を対応付け,GQM法(Goal-Question-Metric approach)で定めた枠組みを利用し測定を実施する.提案手法を実際の設計モデルとソースコードの組に適用した結果,第三者でも少ない労力でトレーサビリティを把握できることを確認した.
- 日本ソフトウェア科学会の論文
日本ソフトウェア科学会 | 論文
- LCDと透明弾性体の光弾性を用いたユーザインタフェース (特集 インタラクティブシステムとソフトウェア)
- Bluetoothによる位置検出
- COINSにおけるSIMD並列化(最新コンパイラ技術とCOINSによる実践)
- データ型を考慮した軽量なXML文書処理系の自動生成(ソフトウェア開発を支援する基盤技術)
- 計算と論理のための自然枠組NF/CAL(システム検証の科学技術)