ソフトウェア工学の基礎 異なる視点で記述されたシナリオの統合支援
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概要
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本論文ではシナリオ記述言語と異なる視点で記述されたシナリオの統合手法を紹介する.シナリオ記述言語は格文法に基づいたアクションフレームを用いており,シナリオはイベントとイベント間の時間的順序によって記述され,内部表現に変換される.異なる視点で記述されたシナリオの統合手法は,幾つかの視点から書かれたシナリオ群を内部表現によって統合して,シナリオの時系列の矛盾や抜けを検出し,さらに特定の視点を指定することによって,視点に依存しない統合内部表現からより完成度の高いシナリオを生成できる.また,シナリオ統合手法を用いて,シナリオの進化を支援できることも示す.「国際会議のプログラム委員長の業務」に本手法を適用した結果を述べる.
- 日本ソフトウェア科学会の論文
日本ソフトウェア科学会 | 論文
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